電池と自動車製造大手の比亜迪(BYD)の王伝福董事長は、「環球」誌の取材に対し、電気自動車(EV)の販売では価格10万元(約168万円)以下のローエンドモデルを重視し、来年A0セグメントのEVを発売する計画を明らかにした。新華社が11日伝えた。

 王董事長は、新エネルギー車事業ではマイカーに重点を置くと説明。その上で「10万元以下のローエンドのEVはポテンシャルが大きい」と述べ、コストーパフォーマンス、価格、充電の環境を重視する必要があると指摘した。

 王董事長によると、BYDはこれまで、購入補助金が充実した大都市を重んじ、補助金がない「三線、四線」と呼ばれる地方都市を軽んじてきた。地方都市は、都市の規模が小さいため充電の問題が小さいほか、ローエンドEVの購入意欲が極めて高い。

 同社は、10万元以下の新エネ車から先に全面的に電動化に移行。2018年にはA0セグメントのEVを売り出す。価格は国の補助金を加えると、ガソリン車と同価格になるという。