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カテゴリ: 台湾

 台湾自動車製造大手の裕隆汽車が発表した、連結売上高は今年6月が前年同月比17.45%減の79億9900万台湾元(約300億円)、今年1~6月が15.29%減の481億4800万元だった。10日付工商時報が伝えた。

 同社は6月と1~6月の減収の原因として▽台湾自動車市場の低迷▽台湾市場で国産車のシェア低下▽5割を出資する東風汽車集団との合弁会社、東風裕隆が業績不振ーーを挙げた。同社によると、東風裕隆は経営改革を積極的に進めており、下半期に効果が出る見通しだという。

 台湾経済部統計処の5日の発表によると、台湾自動車・車部品産業の2016年の生産額は3870億台湾元(約1兆4400億円)だった。うち自動車部品産業は1921億元で、自動車製造各社の1906億元を初めて上回った。車部品産業の生産額は2011年に比べ6.5%増えたが、自動車産業は6.2%減少しており、車部品産業の急成長ぶりが目立っている。聯合報が5日伝えた。

 同処によると、車部品産業は米国を主体とする輸出の割合が2011年の44.2%から16年は52%に上昇。中でも対米輸出の割合は昨年は43.5%で11年に比べ7.8ポイント上昇した。

 同処によると、台湾の自動車部品産業が少量多品種生産で、柔軟性があり高い国際競争力を備えている。世界の電気自動車(EV)大手や中国自主ブランド車メーカーの部品需要も台湾車部品産業のけん引役となっている。

 これに対し自動車製造業は輸出の割合が2014年の16.6%から16年は10.8%に低下した。16年の輸出額は、技術提携先の日本のメーカーなどが生産地を調整したことなどから4割近く減少した。このため自動車各社の台湾国内販売は前年比0.3%の微減だったが生産額は8.4%減少した。

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