中国自動車ニュース

奥深い中国の車事情をご紹介します。

カテゴリ: 重慶

 自動車とエンジン製造会社の重慶小康工業集団股フェン有限公司は8日、今年1~8月の生産台数が前年同期比14.43%増の25万2000台、販売台数が15.06%増の25万6100台だったと発表した。

 各モデル別では、スポーツタイプ多目的車(SUV)が生産台数が前年同期比292.1%増の10万7954台、販売台数が301.25%増の10万7046台だった。

 一方でMPV(多目的車)は生産台数が48.92%減の5万8349台、販売台数が46.63%減の6万1724台。8月単月だと生産台数が92%減の463台、販売台数が43.7%減の4356台と激減。クロスボーダー車は生産台数が8.05%減の1233台、販売台数が1.89%増の2万8643台だった。

 商用車は1~8月の生産台数が20.61%増の5万7004台、幅位台数が12.59%増の5万8709台だった。
 エンジンは生産台数が27.86%増の36万4746台、販売台数が28.38%増の36万1451台だった。

 重慶出入境検験検疫局は15日、重慶市の自動車輸入検査所経由で今年上半期(1~6月)に輸入した自動車が前年同期比293%増の1205台、403%増の8729万米ドルだったことを明らかにした。河南、四川、北京、湖南に重慶を加えた中国内陸部の検査所5カ所で最大だった。華龍網が15日伝えた。

 輸入車はBMW、ベンツ、トヨタ、リンカーン、ベントレーブラバスなどの著名ブランド数十種類が含まれていた。

 重慶自動車輸入検査所は2014年7月に設置が許可され、10月に国に審査に合格した。中国西部の内陸部で初めての完成車の輸入検査所となった。

 重慶市は欧州からの国際列車による自動車輸入が行われている。同局は通関効率を高めるため、同一列車、同一荷主、同一規格の車の場合、サンプル輸入検査を実施し、列車による輸入拡大に貢献している。

 重慶市財政局と同市経済信息化委員会はこのほど、新エネルギー車を対象とする2017年版の助成基準を発表した。1台当たりの補助金の額は、電気自動車(EV)は最大2万元、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)は1万元となる。重慶商報が伝えた。

 同委員会によると、新エネ車への助成は国と市がそれぞれ行う2階建て方式。重慶市など地方政府の助成は中央政府の助成額の50%を超えない範囲で行われる。

 中国重慶市を代表する民営自動車製造会社、力帆実業が製造する新エネルギー車の複数モデルがこのほど一定の技術レベルを満たさないことを理由に、工業情報化省から生産停止を命じられた。同社の新エネ車の販売台数は今年6月はわずか216台で前年同月比90.95%の大幅減。1~6月の累計でも1642台で前年同期比59.21%減っており、生産停止命令はさらに厳しい追い討ちとなった。専門家からは情報通信分野に中心に一層の技術革新に取り組む必要があるとの指摘が出ている。中国経営報が伝えた。

 同省の生産停止命令は、一定の技術レベルを満たさないことを理由に、全国の新エネ車メーカー234社の3025モデルを対象に出された。力帆製は5モデルが含まれていた。

 新エネルギー車メーカー幹部は、今後、政府主導で新エネ車業界の整理が行われるとみており、生産停止命令は「市場の要求に合わない製品を全部排除しようという国の意志の表れだ」と語った。

 力帆は1~6月の新エネ車の販売低迷について、昨年、新エネルギー車普及補助金の不正申請を理由に、中央政府から補助金受給資格の停止処分を受けことが原因だったと説明。「5月になりようやく資格回復したため、6月までの販売に影響した」と述べた。生産停止命令については「いずれも旧式のモデルだ」として経営に影響がないことを強調した。

 ただ、自動車業界の著名評論家、顔景輝氏は力帆の自助努力不足を指摘し「力帆の新エネルギー車は新しいコンセプトに乏しく競争力が弱い。ブランドの影響力も小さい」と述べた。

 中国経営報によると、中国の新エネ車業界は、インターネット業界からも参入が相次ぎ競争が激化している。この中で従来型の自動車製造会社は、力帆を含めてガソリン車の販売が緩やかながら成長を続けているため、新規参入組に比べイノベーションへの取り組みが遅れがちとされる。

 力帆も、新エネ車開発計画「i.Blue1.0」を推進しているが、消費者の需要を満たし市場の変化に追いついて行けるかは今のところ未知数だ。

 さらに、力帆は経営陣一新が必要と指摘もある。業界団体、全国乗用車市場信息聯席会の崔東樹秘書長は「力帆は人を交代させ新しい血を補う必要がある」と述べた。(8月9日、時事速報)

 重慶市で3日、重慶・イタリア国際自動車、輸送、物流協力フォーラムが開催され、重慶市両江新区政府はイタリアの在重慶総領事館との連携により、同区内に「中国・イタリア産業パーク」を建設する計画をを明らかにした。4日付重慶商報が伝えた。

 産業パークの投資額や開設場所は未定。両国は自動車、バイオ・医薬、航空宇宙、金融、貿易、物流、環境保護などの産業分野で企業の進出を促す考え。イタリア側は特に、自動車産業で多くの提携を望んでいる。

 両江新区には既に、フィアット、イベコなどイタリアの自動車メーカーが進出している。また、大手自動車メーカーの重慶長安汽車股フェン有限公司、オートバイメーカーの重慶キン(キンは森の形に金が3つ)源摩托車股フェン有限公司がイタリアに支社や研究開発(R&D)センターを設立するなど、双方の自動車産業の交流が既に活発に行われている。

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