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カテゴリ: 湖北

 国有送電会社、国家電網湖北省電力公司の傅景偉副総経理はこのほど、エネルギーの転換に関する会合で、2016年の同省の新エネルギー車の生産台数が2万2000台だったことを明らかにした。現在、湖北省の新エネ車保有台数は2万3200台に上る。新華社が18日伝えた。

 湖北省政府は、環境保護のため交通各分野でエネルギーの電気への置き換えを推進中。電気自動車(EV)のほか、停泊中船舶への陸上電力の供給や電動船の導入を促している。

 湖北省荊門市政府は、自動車メーカー、長豊集団(本社:湖南省)を中核とした新エネルギー車の産業群の形成を進めておいる。約2平方キロメートルの専用地区では各企業の工場が完成しつつある。22日付湖北日報が伝えた。

 長豊集団は、総投資額50億元でオフロード車「長豊猟豹」の工場を建設中で今年10月に完成予定。深セン国安精密機電傘下の国安新能源は今年2月、投資額10億元でモーター工場の建設を始め既に70%が完成した。新素材メーカー、湖北百傑瑞新材料が建設中のリチウム材料工場は、設備の据え付け段階に入った。湖北泰特機電は投資額6億元でインホイールモーター工場の建設を進めている。

 このほか長豊集団など、進出済みの企業の紹介により別の企業が進出を決めており、産業群の形成が急ピッチで進んでいる。

 台湾自動車製造大手の裕隆汽車はこのほど、中国本土に20億元(約330億円)追加投資することを決めた。大手自動車メーカーの東風汽車集団と提携を緊密化するほか、2022年までに合弁会社、東風裕隆汽車製造有限公司から新モデル10種類を発売する。網上車市が伝えた。

 東風裕隆は、東風汽車と折半で8億元を増資する予定で、20億元のうち4億元を充てる。残りは、裕隆汽車の独自ブランド「LUXGEN」(納智捷汽車)の販売会社に6億元、裕隆汽車金融公司に5億元、裕隆新能源技術公司に5億元それぞれ出資する。

 また、東風裕隆は2022年までの5年間に10モデルを発売するする「510計画」を実施中。17年10月には小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の納智捷∪5を発売する。18~19年には7席のSUVを皮切りに新モデル4種類、20~22年に新しいモジュール化したプラットフォームを使い5モデルを製造する。

 湖北省の各自動車メーカーによる今年上半期の生産台数は前年同期比15.3%増の126万4000台だった。湖北省の自動車産業は従来、セダンとオフロード車が両輪だったが、トラックの生産台数が急増したため、けん引役が3頭立てとなった。地元の大手自動車メーカー、東風汽車集団の東風商用車の販売好調が寄与した。楚天金報が伝えた。

 湖北省の上半期の自動車生産台数は、商用車のうちトラックが前年同期比32.3%増の20万9000台。乗用車のうちセダンが16.6%増の53万4000台。オフロード車が16.8%増の40万4000台だった。

 東風商用車の上半期販売台数は22.9%増の29万6000台で業界首位。うち中大型トラックの販売台数は44.9%増の9万2333台。全国のサービスステーションは920カ所を数える。

 東風汽車とフランスのPSA・プジョーシトロエンとの合弁会社、神龍汽車有限公司と東風標致雪鉄龍汽車銷售有限公司董事長に26日、安成鉄氏が前任の劉衛東氏替わり就任した。安氏は今年4月、中国第一汽車集団公司(一汽集団)傘下の自主ブランド乗用車メーカー、一汽轎車股フェン有限公司副総経理退任し、東風汽車副総経理に就任した。汽車頭条が伝えた。

 安新董事長は「現在、神龍汽車は多くの困難に直面しているが、まだ多くのチャンスと希望がある。合弁パートナー同士の協力と信頼が鍵だ」と述べた。

 神龍汽車の今年1~5月の販売台数は前年同期比48%減の12万6500台。今年、東風標致(プジョー)ブランドは308のニューモデル、新型スポーツタイプ多目的車(SUV)4008と5008、東風雪鉄龍(シトロエン)ブランドは、最新SUV「天逸C5エアクロス」をそれぞれ発売予定。業績回復に新製品が一定の効果を発揮することが期待される。

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