中国自動車ニュース

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カテゴリ: 販売

 香港上場の自動車メーカー、吉利汽車(本社:浙江省杭州市)西南マーケティング事業部傘下ディーラーの18店の集中開業式が9日、貴州省で行われた。18店は貴州省9店、四川省7店、雲南省2店。開業に伴う総投資額は4億8500万元(約81億円)だった。汽車頭条が9日伝えた。

 吉利汽車は全国に華北、東北、華中など5カ所のマーケティング事業部を展開。うち西南は最重要市場で、2016年に売り上げ全国首位の販売店は西南市場の四川省成都市の店舗だった。

 吉利汽車の1~8月の販売台数は前年同期比88%増の71万8200台。うち西南市場は98%増の8万5600台。各ブランドのうち新帝豪と新遠景の販売台数は西南市場が全国が首位だった。

 西南市場のシェアは1、2位が独フォルクスワーゲン(VW)の合弁会社、上海大衆と一汽大衆。3位が地元の重慶長安汽車。吉利汽車のシェアは長安汽車に迫るが、これまで四川省成都市の販売店はわずか8店で、長安汽車の30店を大きく下回っていた。

 自動車メーカー、安徽江淮汽車股フェン有限公司(本社:安徽省合肥市、JAC)が6日発表した8月の乗用車・商用車生産台数は前年同月比9.85%減の3万7700台、販売台数は17.71%減の3万5100台だった。うち電気自動車(EV)タイプの乗用車は生産台数が前年同月比84.34%減の2743台、販売台数が101.94%増の2603台だった。中国基金報が6日伝えた。

 1~8月の乗用車・商用車生産台数は19.98%減の33万1400台、販売台数は17.84%減の34万1300台だった。

 民営自動車メーカー、長城汽車股フェン有限公司(本社:河北省保定市)はこのほど、SUV(スポーツ用多目的車)哈弗の販売店をサウジアラビアのジッダに開設した。昨年のオマーン、アラブ首長国連邦に次ぎ中東の販売店は3カ所目となる。蓋世汽車網が6日伝えた。

 長城汽車はサウジアラビアの販売店の安定した経営のため、代理販売で長い経験を持つ地元ディーラーのADMC社と提携した。ADMCは、親会社AZAQグループの協力を得てネット広告や商業施設での屋外展示で浸透を図ったところ、短期間で消費者の注目を集めることに成功した。今後、ダンマームやリヤドへの出店も計画している。

 今年、長城汽車の海外販売は好調で、今年1~7月は前年同期比130%増の2万5000台。上半期(1~6月)には

チュニジアと南アフリカで販売を始めた。

 民間シンクタンク、フージワーフ(胡潤)研究院によると、中国のラグジュアリーカーのオーナーの平均年齢は33歳、四川省成都市だと30歳以下が4割を超えることが分かった。現在、成都市で25日開幕した成都モーターショー(第20回成都国際車展)でも、ラグジュアリカーを展示する9号館が人気の的となっている。毎日経済新聞が29日伝えた。

 中国では乗用車の売れ行きが低迷する中、ラグジュアリカーは例外。今年1~7月、乗用車の販売台数は前年同期比2%に満たなかったが、ラグジュアリカーは20%の伸びを見せた。ラグジュリカー12プランドのうち11ブランドは2桁の伸び。キャデラックは65.7%、リンカーンは200%、アキュラは491.4%それぞれ前年同期比で増えた。

 プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の調べでも、中国の北京、上海、深センなど1線都市では26~35歳がラグジュリカーのオーナーの主力で、32歳以下(1985年以降の生まれ)が30%、27歳以下(1990年以降の生まれ)が12%となっている。

 大手自動車メーカー、華晨汽車集団有限公司とBMWの合弁会社、華晨宝馬汽車有限公司の魏嵐徳CEOは「BMWの顧客はどの地方でも若い。5シリーズだと平均35歳だ」と話す。
 成都市だとさらに若くラグジュアリカー・オーナーの41%が30歳以下。2014年には20~30歳の割合はわずか20%だった。

 業界関係者によると、成都のオーナーが若いのは経済成長の速さと関係がある。成都の今年上半期(1~6月)の域内総生産成長率は8.2%で全国平均より1.3ポイント高かった。

 中国消費者のカーローンの利用が拡大しており、業界の予測によると、2020年の市場浸透率は15年の2倍に当たる50%に急伸し、市場規模は2兆元(約34兆円)に達する見通しだ。31日付21世紀経済報道が伝えた。

 中国では消費ローンの利用が拡大しており、今年1~7月の短期借入残高は前年同期比15%増の1兆600億元だった。

 自動車購入の際のカーローンの利用も拡大。市場浸透率は2005年の10%から15年には25~30%に上昇。16年以降はさらに伸び現在は35~40%に達したとみられている。ただ、米国など先進国の浸透率は50%で、中国が追いつくのは20年ごろの見通しだ。

 中国の伝統的カーローン専門会社は16年末現在25社。上汽通用金融、吉利吉致、華晨、BYD、ジャガー・ランドローバーなどメーカー系が主体で、16年末現在の資産規模は前年同期比36.73%増の5728億9600万元だった。

 このほか銀行がカーロ-ン事業の再興を目指しているほか、ファイナンス・リース会社が自動車小売分野に参入。ネット通販業者も進出しており、カーローン市場の進出企業は既に100社を超えたとみら戦いが激化している。

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