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カテゴリ: 長安汽車

 大手国有自動車メーカー、重慶長安汽車は21日、董事会が張宝林氏が新董事長に就任する人事を議決したと発表した。同社では経営幹部の異動が続いている。蓋世汽車網が22日伝えた。

 重慶長安汽車では今年8月、徐留平前董事長が、別の大手国有自動車製造会社、中国第一汽車集団の董事長に転任。9月には傘下研究機関、長安汽車研究総院の院長などを務めた譚本宏氏が長安汽車副総裁に昇格した。
 重慶長安汽車の今年上半期(1~6月)の販売台数は142万9511台で、2017年の販売目標330万台の43%。7月の販売台数は前年同月比15.76%減の16万1468台で販売減少が続いている。

 新董事長に就任する張宝林氏は現在、親会社、中国兵器装備集団の副総経理。長安汽車トップ就任後は研究開発、製造、販売面での手腕発揮が期待されている。

 国有大手自動車メーカーである重慶長安汽車の親会社、中国兵器装備集団公司(本社:北京市)はこのほど、徐平集団董事長が8月末、中国第一汽車集団公司(本社:吉林省長春市)を視察し、徐留平董事長と懇談したことを明らかにした。同集団は今年10月にも自動車分野で、一汽集団と戦略パートナーシップを結ぶ見通しだ。証券時報網が25日伝えた。 

 徐平集団董事長は懇談で、長安汽車と一汽集団が提携を強化するべきだと提案。提携の対象として完成車、パワートレイン、新エネルギー車、IOV(自動車のインターネット)、カーシェアリングなどの分野を挙げた。

 一汽集団の徐留平董事長も、兵器装備集団と自動車分野での協力を提携したいと返答。10月にも代表団を率い兵器装備集団を訪れ、戦略パートナーシップを締結したいと述べた

 深セン上場の自動車メーカー、重慶長安汽車(本社:重慶市、長安汽車)が7日発表した8月の生産販売速報は、販売台数が前年同期比9%減の20万5155台だった。前月比では27.1%増。うち独自ブランド車は前月比18.4%増の10万8006台、独自ブランドの乗用車は前月比18.7%増の7万6629台で、販売低迷に終止符が打たれた可能性もある。蓋世汽車網が7日伝えた。

 自主ブランド乗用車のうち、SUV(スポーツ用多目的車)は、CS75は前年同期比27%増、前月比28.7%増の1万9069台。CS35は前年同期比9.5%、前月比70%増の1万3006台だった。

 CS35とCS75の中間に位置するコンパクトタイプのSUVで、同社の期待を担って発売されたCS55は、8月は1万1450台と1万台を超えた。長安汽車の新しい主力車種となる可能性がある。CS15は前月比18%減、前年同期比63.5%減の2636台と惨敗だった。

 自主ブランドのセダンは、逸動が前月比15%減の4222台。前年同期の販売台数は1万台を超えていた。悦翔は7月の販売台数は前月比38%減の2986台、8月は発表が見送られた。MPV(多目的車)は、長安欧尚A800が7796台、凌軒が2577台だった。

 合弁ブランドは、フォード・モーターとの合弁、長安福特が7万0179台、前年同期比2.8%の微減だったが、前年同期比では48.8%増。1~8月の累計は49万316台だった。マツダとの合弁、長安マツダは8月は1万3086台で前月比横ばい、前年同月に比べ減少した。長安マツダの1~8月は前年同期より2000台少ない11万7199台だった。
 

 重慶長安汽車股フェン有限公司は1日、同社自動車技術処副処長などを歴任した譚本宏氏が8月30日付で副総裁に就任する人事を発表した。主に新エネルギー車、車のスマート化、デザインなどをを担当する。蓋世汽車網が1日伝えた。

 譚氏は長安汽車副総裁のほか、研究総院院長、造形設計院院長、広報などを担当する。譚氏はこれまで、技術処副処長のほかフォード・モーターの合弁会社、長安福特汽車の南京工場製品技術経理、汽車工程技術研究院技術計画研究所長、汽車工程技術研究院副総工程師などを務めた。

 譚氏は、同社の旗艦スポーツタイプ多目的車(SUV)「CS95」やコンパクトSUV、CS55の開発にも加わった。業務と技術面の双方で豊富な経験を持つことで知られる。

 重慶長安汽車(本社:重慶市)が31日発表した、今年上半期(1~6月)の中間期決算は、売上高が前年同期比6.27%減の355億5500万元(約6000億円)、株主帰属順純利益が15.87%元の46億2100万元、政府補助金など非経常的損益を控除した後の純利益は前年同期比29.59%減の35億3700万元だった。中国証券網が31日伝えた。 

 中国自動車業界全体が今年上半期は伸び悩む中、同社の今年上半期の生産台数は前年同期比5.37%減の138万176万台、販売台数は3.63%減の142万9511台。生産、販売台数とも減ったのは近年では初めてだという。ただ、上半期のシェアは10.7%で引き続き業界4位だった。

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