中国自動車ニュース

奥深い中国の車事情をご紹介します。

2017年09月

 トラックメーカーの東風商用車(本社:湖北省十堰市)でこのほど、ボルボ・カーズからの技術導入で開発された「東風VT14」14段変速機の量産を初めた。1日の生産台数は62台となる。蓋世汽車網が22日伝えた。

 東風VT14はボルボの技術を基礎に国産化したもので、省エネ化、軽量化、ギアチェンジの円滑さを実現した。東風商用車の天龍シリーズの大型トラックに搭載する。

 東風VT14の工場は2015年3月に着工。1期工場の年産能力は3万台となる。4月に試験生産、5月に小規模な量産を行い、このほど本格生産を始めた。

 大手国有自動車メーカー、重慶長安汽車は21日、董事会が張宝林氏が新董事長に就任する人事を議決したと発表した。同社では経営幹部の異動が続いている。蓋世汽車網が22日伝えた。

 重慶長安汽車では今年8月、徐留平前董事長が、別の大手国有自動車製造会社、中国第一汽車集団の董事長に転任。9月には傘下研究機関、長安汽車研究総院の院長などを務めた譚本宏氏が長安汽車副総裁に昇格した。
 重慶長安汽車の今年上半期(1~6月)の販売台数は142万9511台で、2017年の販売目標330万台の43%。7月の販売台数は前年同月比15.76%減の16万1468台で販売減少が続いている。

 新董事長に就任する張宝林氏は現在、親会社、中国兵器装備集団の副総経理。長安汽車トップ就任後は研究開発、製造、販売面での手腕発揮が期待されている。

 財政部の通知によると、1600シーシー(㏄)以下の小排気量自動車の車両購入税率が2018年1月1日から10%に引き戻される。20万元(340万円)の車だと現在より4272元(約7万2000円)高くなる。小排気量車を購入予定なら急いだほうがよさそうだ。前瞻網が25日伝えた。

 排気量1600㏄以下の車はAセグメントのSUV(スポーツ用多目的車)とBセグメントのセダンが含まれ、現在販売中のモデルの90%近くを占める。現在は7.5%の優遇税率が適用されている。

 2016年に小排気量車の税率が0.5%から0.75%に引き上げられた際、各販売店には徹夜の行列ができた。各地公安局の車両登録所にも駆け込み購入者が殺到した。

 国有大手自動車メーカーである重慶長安汽車の親会社、中国兵器装備集団公司(本社:北京市)はこのほど、徐平集団董事長が8月末、中国第一汽車集団公司(本社:吉林省長春市)を視察し、徐留平董事長と懇談したことを明らかにした。同集団は今年10月にも自動車分野で、一汽集団と戦略パートナーシップを結ぶ見通しだ。証券時報網が25日伝えた。 

 徐平集団董事長は懇談で、長安汽車と一汽集団が提携を強化するべきだと提案。提携の対象として完成車、パワートレイン、新エネルギー車、IOV(自動車のインターネット)、カーシェアリングなどの分野を挙げた。

 一汽集団の徐留平董事長も、兵器装備集団と自動車分野での協力を提携したいと返答。10月にも代表団を率い兵器装備集団を訪れ、戦略パートナーシップを締結したいと述べた

 中古車の電子商取引(EC)事業を行う人人車(本社:北京市)は25日、配車サービス大手、滴滴出行(北京小桔科技有限公司)から2億米ドルの投資を受けたと発表した。滴滴出行は配車サービス、金融に続き、中古車事業に進出したことになる。汽車頭条が25日伝えた。

 人人車の李健CEOは出資を受けるメリットついて「滴滴出行の利用者4億人、運転手1700万人は、自動車売買のプラットフォームにとり中国最大規模で最も正確な見込み顧客だ」と説明。「人人車は中古車市場で巨大な資源を手に入れられる」と述べた。

 李CEOによると、滴滴出行で使われる車は現在、新車が多いが、今後はコスト引き下げたのため中古車が選ばれる可能性が高まるとみられる。

↑このページのトップヘ