中国自動車ニュース

奥深い中国の車事情をご紹介します。

2017年08月

 自動車用ウォーターポンプなどを製造する車部品メーカー、河南省西峡汽車水リュウ股フェン有限公司(リュウは石の下に水)は30日、米米ゼネラル・モーターズ(GM)からエンジン・マニホールドを受注したと発表した。

 同社は2018年から20年の3年間、GMにマニホールドを納品する。受注総額は2億3498万元(約39億円)。3年間の毎年の売上高は1億2024万元、8584万元、929万元となる。

 今回の受注額は16年の同社売上高20億8500万元と比べると、1年当たり平均3.76%に当たる。
 同社は今回の受注ついて、製品の品質と技術が国際的に著名な顧客から認められたことの証しだとしている。

 大手自動車メーカー、北京汽車集団(北汽集団)が29日発表した今年上半期(1~6月)の中間期決算は売上高が前年同期比36%増の667億3700万元(約1兆1153億円)、株主帰属純利益が59%減の9億8600万元だった。自主ブランド車の不振が大幅減益につながった。蓋世汽車網が30日伝えた。

 上半期の増収はメルセデスベンツとの合弁、北京奔馳(北京ベンツ)の販売増加のため。北京ベンツの上半期の売上高は前年同期比比56%増の5億8313万元。販売台数が前年同期比で47%増えた。

 上半期の大幅減収は、北京ブランド車の純損益が32億6500万元の赤字になったため。北京ブランド車の売上高は前年同期比27.8%減の8424万元。販売台数も45.5%減の11万1000台。国内乗用車全体の販売減速と車両購入税の優遇税率の縮小が響いた。

 北京汽車と現代自動車のの合弁会社、北京現代汽車(BHMC)の販売台数も前年同期比42.4%減の30万1000台だった。

 北汽集団が35%出資する、ドイツ自動車大手ダイムラーと福建汽車工業集団(本社:福建省福州市)の合弁会社、福建奔馳汽車工業(福建ベンツ)の販売台数は、MPV(多目的車)の∨クラスがけん引し95.4%増の1万0100台だった。

 宅配便会社向けのBtoB(企業対企業)のタイヤリース・プラットフォームを運営する「我愛輪胎網」(北京颶風カ伴網絡科技有限公司=カはにんべんに火=)は28日、ベンチャーキャピタルの春暁資本、電子商取引(EC)プラットフォーム運営会社の慧聡網から「シリーズプレA」として6000万元(約1億円)の投資を受けたことを明らかにした。調達資金を使い今後1年以内に全国30都市でサービスステーション100カ所を設置する。輪胎世界網が30日伝えた。

 「我愛輪胎網」によると、宅配便会社にとり燃料、人件費、タイヤが3大コスト。同社はリースにより物流企業のコスト引き下げを実現する。

 これまでに徳邦、赤湾、新奥、浩宇など宅配便会社数十社とリース契約を結んだ。ミシュラン、ブリヂストン、グッドイヤーなど大手タイヤメーカーとも協力関係にある。また、現在リース中のタイヤは5万本に上る。

 自動車メーカー、吉利汽車(本社:浙江省杭州市)の陝西省宝鶏市陸港新区の工場隣接地にハイエンドの自動車部品産業パークが開業し、これまでに部品メーカー8社が進出し生産を始めた。吉利汽車向けに納品する。宝鶏日報が28日伝えた。

 自動車部品産業パークはプレス、自動車部品加工、内装部品製造、部品研究開発(R&D)、オフィスなど機能別に区画が分かれている。全面完成後、吉利汽車のサプライヤー15社、第三者物流会社3社が進出できる。

 進出済みの8社は、宝鶏中博汽車部件有限公司、寧波拓普集団股フェン有限公司、成都英利汽車部件有限公司など。うち宝鶏中博は、吉利汽車のSUV(スポーツ多目的車)「吉利博越」向けにドアフレーム、プレス部品、溶接部品、内装部品を納入している。年間生産額は2000万元(約3億3000万円)、年間生産量は60万点となる見込み。

 産業パークによると、工場7棟が完成、2棟が建設中で今年10月に引き渡し予定。工場、インフラ、生活施設、物流などの全サービスが可能になる。

 自動車大手の比亜迪股フェン有限公司(BYD、本社:広東省深セン市)が28日発表した今年上半期(1~6月)の中間期決算は売上高が前年同期比0.16%増の450億3800万元(約7406億円)、株主帰属純利益が23.75%減の17億2300万元だった。ただ、新エネルギー車事業の販売低迷は既に底打ちし6月からプラスに転じた。

 BYDの主要事業はガソリン車を含む自動車、携帯電話端末、バッテリー、太陽光発電、モノレールなど。うち自動車事業の今年上半期の売上高は前年同期比4.15%減の231億8900万元だった。

 同社によると、今年上半期は自動車事業のうち新エネルギー車が政府の補助金削減などの影響で販売台数が減った。それでも新エネルギー車市場でのシェアは17年上半期は19.5%、うち乗用車は21.7%で業界首位を奪還した。

 同社によると、新エネ車の分野で今年上半期、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)の宋DM、電気自動車(EV)の宋EV300を発売しモデルを拡充。秦、唐、e5・300のモデルチェンジ・グレードアップ版も発売した。同社の新エネ車販売は第2四半期から急回復し6月には増加に転じた。6月単月の販売台数は1万台を超え、うち宋DMの売れ行きは月ごとに増加を続けている。

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