中国自動車ニュース

奥深い中国の車事情をご紹介します。

2017年05月

 天津市科学技術委員会はこのほど、新エネルギー車の保有台数が市内の全機動車(エンジン付きの車両)の1.4%に当たる3万8,500台になったことを明らかにした。ただ、同委員会は充電施設の不足が普及の妨げになっていると指摘した。中工網が31日伝えた。

 同市の新エネルギー車は急増しており16年だけで2万4,600台増加した。同委員会は2020年の保有台数が17万台を超えるとみている。

 同委員会によると、充電用インフラ施設の不足は依然深刻で、現状でも需要を満たしていない。自宅マンションの地下駐車場の充電施設を設置しようとすると、路面の開削や電線の引き込みなど施工が必要で、管理者が嫌がるケースが多い。

 路線バス用の充電施設も建設は進んでいるものの、用地の少なさからまだ数が少ない。分布も均一でなく、中心部は浜海新区などで特に不足している。

 天津市は20年までに、充電ポール9万2,000本を建設し計15万本に増やす計画。16万台分の需要が満たせるという。

 ただ、公共充電ポールで充電する場合、駐車料金がかかることも利用者の不満の種。市中心部や繁華街では駐車料金の高さはばかにならず、全料金の20%を駐車料金が占めるという。

 遼寧省大連市の港湾会社、大連港集団傘下の物流会社、大連港集発物流有限公司がこのほど、独BMWから公式物流業者としての認定を受けた。BMWの遼寧省瀋陽市大東工場、BMWと華晨汽車集団有限公司(遼寧省瀋陽市)の合弁会社、華晨宝馬汽車有限公司に対し全プロセスの物流サービスを提供する。30日付大連日報が伝えた。

 大連港集発物流は今年11月、大連港集団が遼寧省瀋陽市で運営する瀋陽ドライポートを使い、BMWの遼寧省瀋陽市大東工場などに輸入自動車部品や機械設備に関し、通関を含めた全プロセスで物流サービスを提供する。

 瀋陽ドライポートで現在、毎日300TEU(20フィート標準コンテナ換算)のコンテナが大連港から鉄道で到着。華晨宝馬など周辺の企業に向け積み下ろしや配送などのサービスを行っている。11月からはさらに高付加価値のサービス提供が可能になる。

 瀋陽ドライポートは面積23万平方メートル。年間取扱能力は30万TEUで、最近は5年連続で毎年20万TEU扱っている。。今年な5月中旬までに、自動車部品のコンテナ4万5,000TEUを取り扱った。通年では11万TEUと、全コンテナの半数が自動車関連になるとみられる。

 中国国家認証認可監督管理委員会はこのほど、GB18352.6「小型自動車汚染物排出規制と検査方法」(中国第6段階)と新エネルギー車を中国強制認証(CCC認証)の対象品目に編入することを決めたと発表した。鳳凰網が伝えた。

 CCC認証は、中国政府が消費者保護、国家の安全、品質管理強化を目的に導入した評価制度。中国の指定試験所にサンプル品を送付し試験レポートを取得する必要がある。
 自動車関連ではこれまでにセダンと大型トラックのタイヤ、機動車(エンジン付きの車両)がCCC認証の対象品目に入っている。



中国強制認証CCC取得のすべて
ユーエルエーペックスカスタマーサービス部中国グループ
日本能率協会マネジメントセンター
2003-08

 新エネルギー車メーカー、襄陽雅致新能源汽車有限公司の湖北省襄陽市に建設した年産20万台の新エネルギー車工場が28日稼働した。29日付湖北日報が伝えた。

 工場は襄陽高新区自動車工業園内にあり、湖北省の重点事業。投資額20億元(約325億円)。昨年9月の着工以来、8カ月でプレス、溶接、塗装、組み立てなどの主要生産ラインと倉庫などが完成した。

 28日の記念式典ではEQ1、EQ3、17新カ(カは上の下に卜)通の3モデルを披露した。いずれもリチウム電池モジュールを搭載し航続距離は120~160キロ。販売価格は5万元を切る。完全稼働後の年間生産額は150億元を見込んでいる。

 襄陽市は2015年、「中国新エネルギー車の都」建設構想を打ち出した。これまでに襄陽雅致新能源汽車を含め新エネルギー車乗用車メーカー3社が進出。昨年の新エネルギー車工業の生産額は計150億4,000万元に上った。



 大手バッテリーメーカー、国軒科技のリチウムバッテリー工場2期の建設が28日、中国山東省青島市の莱西市新エネルギー自動車産業園で始まった。北京汽車集団(北汽集団)など主要取引先の需要拡大に応じるため2期工場の建設を決めた。29日付半島都市報が伝えた。

 2期工場はドイツ自動車工業会(VDA)規格適合の三元系正極材の高性能バッテリーを製造。年間生産能力は電気自動車(EV)20万台分の4ギガワット時(GWh)となる見通し。

 同社幹部によると、生産するバッテリーセルはエネルギー密度は210Wh/kgで中国最先端の性能とという。
 莱西市では、北京汽車集団傘下の新エネルギー車製造会社、北汽新能源が操業中。これまでに国軒科技を含め部品メーカー20社余りが進出した。



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